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高齢者のめまいはなぜ起きるのか

耳鳴りめまい

 

高齢者に多いのが、一度寝転がると立ち上がる時にめまいや立ちくらみが起きる症状です。年齢を重ねると誰でも動脈硬化が進みます。動脈硬化が進むと血圧の調節も難しくなるので、立ち上がる時に血の気が引いたようになって、動悸が起きたり、目の前が少し回転するようになります。

 

このような症状は重い病気ではなく、ごく自然に起きる現象なので、病院を受診しても根本的な治療はしてもらえません。

 

老人の場合は筋肉が少ないので、一度バランスを崩すとそのまま転んでしまって、足の骨を折るなどの重症になるケースがあります。

 

骨折をきっかけに寝たきり生活になる人もかなり多いので、筋肉の減少を防いで、どんな状況でも転ばないだけの平行感覚は維持しておかなければなりません。

 

老人は動脈硬化と筋肉や骨の減少がみられるので、症状が長く続いたり、起こりやすい場合には、耳鼻咽喉科を受診して、専門的な治療を受ける必要があります。

 

薬が原因でクラクラすることもある

老人の不眠症は社会問題になっています。眠れなくなるのは日中の活動が少ないためです。朝起きて一生懸命体を動かして疲れていれば問題なく眠ることができます。眠れない時に服用するのが睡眠導入剤です。

 

この薬には様々な種類のものがありますが、心を落ち着かせる成分が配合されていると筋肉がゆるんでしまうので、立ちくらみを起こしてしまいます。

 

筋肉が平行感覚を失って、体が揺さぶられるとめまいの症状が起きやすくなります。若い人ならば筋肉がバランスをとりますが、高齢者の場合は筋肉が少ないので、わずかな立ちくらみでも倒れてしまいます。

 

めまいというのは、疲れや高血圧という印象が強いのですが、左右の筋肉がアンバランスで、体が不安定になるだけでも縦や横にゆれるようなめまいを起こすことがあります。また目の前がゆれると不安も大きくなるので、外出をためらってしまったり、今までできたことができなくなることもあります。

老人のめまいはどのように対処すればよいか

高齢になってからのめまいは病気が原因ではなく、筋肉や骨の減少のせいで起きることがあります。長寿大国日本では身近な問題でもある高齢者の筋肉の減少ですが、寝たきりなどの問題にも直結することなので、自治体でも食事や運動などの講演会を主催しています。

 

日常生活の中で体を積極に動かすようにして、肉や野菜を中心としたバランスの良い食事をすることで、若々しい体を維持することができるので、めまいが起きにくくなります。

 

平行感覚を失う原因には筋肉の減少の他に抗不安薬をはじめとする薬の影響もあります。

 

服用後に立ちくらみなどの症状がでたら、医師や薬剤師に相談をして、他の薬を処方してもらう必要があります。医療機関に頼らずに自分で対処する方法も確立されていて、ハーフスクワットなどの軽い筋トレを週に2回したり、少し激しいウォーキングをすると、下半身の筋力を維持して、体のバランスを良くすることができます。